矯正初期は口内炎ができやすい
矯正治療を開始したての初期、口内炎に悩まされる人が多数だと思います。
表側矯正でも裏側矯正でも、器具が口の中の内壁や舌に当たります。
普段、意識していませんが、喋ったり食事したりと、意外と口の中は動きが活発。
その結果、器具と舌や内壁に摩擦が生じて、器具が当たる部分に炎症が起きてしまって、口内炎を引き起こしてしまいます。
矯正による口内炎ができやすいのは、私の体験談からいくと
- 矯正器具を装着後
- マイクロインプラント装着後
この2回のタイミングでした。
いずれも、口の中に新たな器具が設置された時に、器具に当たる部分が痛くなります。
矯正中の口内炎の痛みを緩和 “ワックス”
私くじらが、口内炎が痛くて辛い時期に、めちゃめちゃ助けられたのが、口内炎の原因になっている矯正器具の箇所に貼り付けるワックスです。
これを器具の一部に付けると、口内炎が刺激されなくなり、痛みを感じることが無くなってめちゃめちゃ楽になります。
ワックスの使い方
5mm程度のワックスを出します。注射器式でにゅーっと出てきてカワイイ。
10秒間しっかりこねる(手は事前に洗って清潔に)
完成!これを矯正器具につけて、2~3分間待てば固まります。
付ける部分の器具に食べカスが挟まってたら衛生的によくないので、歯ブラシして綺麗にして磨いてから付けることをオススメします。
固まったワックスは、指や舌でいじったり激しくうがいしない限りは取れません。
万一、飲み込んでも大丈夫な素材で出来ていて、
私は何度か知らない間に飲み込んでましたが、なんの問題もありませんでした。
持続時間は、MAX6時間くらい。
衛生面的に、6時間が経ったら新しいものに付け替えてくださいと歯医者さんに言われました。
口内炎の痛みを乗り切るアイテム2 “痛み止め”
そして2つめは、頭痛や生理痛でもお馴染みの痛み止めの薬。
歯医者さんからロキソニンを支給されることが多いかと思いますが、足らない場合は市販の頭痛薬でもOK。
口内炎ができてから治るまでの2、3日、常用すると痛みが緩和されます。
仕事などで集中しなければならない時の必須アイテムです。
私の場合、日常生活の中で予期せずワックスが取れてしまう事が結構あり、
なかなか付け直すタイミングがなく、器具が口内炎に当たって痛みを感じてしまうことが多々ありました。
痛むとなににも集中できなくなってしまうので、痛み止めを持ち歩いていると安心感があります。
持ってなくても最悪、コンビニかドラッグストアで簡単に購入できるので、いざという時に役立つアイテム。
この2つのアイテムがあれば、口内炎で辛い時期も乗り切れます。
大体、1週間もすれば口の中が慣れてきて口内炎は出来なくなってくるので、それまでの辛抱です。
2つとも、持ち歩いておくのがオススメです。
矯正による口内炎はいつまで続く?
私の経験談からいくと、1週間以内には矯正による口内炎は収まります。
炎症を起こしている箇所の皮膚が強く厚くなったように感じます。
なので、辛い時期も1週間なので、頑張って乗り越えましょう!
上記のワックスや痛み止めを用いていると、炎症を起こした箇所の治りも早く感じられるので、ぜひお試しください。