低用量ピル服用1年の私が、メリットとデメリット教えます

低用量ピルを服用して1年が経ちました

こんにちは、くじらです。
私、約1年前から、低用量ピルを服用し始めました。

ピルといえば、まず第一に思い浮かぶ効果が避妊効果だと思いますが、
ピルの効果はそれだけではありません。

一般的に知られているピルの効果としては、下記のようなものがあります。

  1. 生理周期のコントロール
  2. 生理痛の改善
  3. ニキビの改善
  4. 生理不順の改善
  5. PMS(月経前症候群)の改善
  6. 卵巣がんの予防(発症率の低下)
  7. 子宮体がんの予防(発症率の低下)

これだけの効果があります。
実際に私がピルを服用した理由は、

  1. 生理周期のコントロール
  2. 生理前の肌荒れの予防
  3. PMSの精神的症状の改善

この3つの理由からです。

低用量ピル服用のメリット

実際に、1年間ピルを服用し続けたので、そのメリットをまとめてみると、

  1. PMSの精神的症状の改善
  2. 生理周期のコントロール
  3. 経血の量の減少
  4. 生理前の肌荒れの改善

こんな感じです。

PMSの精神的症状の改善

私は生理前症候群(PMS)のうち、精神的な落ち込みが激しかったのですが、
ピル服用後はこの気分の波が緩和されました。

 
ひどい時は会社も休んでた
PMSって個人差があるものですし、男性にはあまり理解がない人も多いので、
仕事に支障をきたすのはすごく辛かったのですが、
ピル服用によって改善されたのは大きなメリットでした。

生理周期のコントロール

2つ目のメリットとしては、
生理周期を自分でコントロールできるようになり、予定が立てやすくなったことです。

ピルは基本的に28日周期になるように設定されていますが、
21日周期にしたり、36日にしたりと、飲む日数を調整すれば生理日はコントロールできます。

服用当時は会社員だったのですが、泊りがけの出張も時々あったので、
その日に生理が被らないように調整できたし、

旅行に行くときも、アウトドアで楽しみたい予定があったりしたので、
生理と被らないように調整できたので安心感がありました。

経血量の減少

3つ目のメリットは、経血量が減少して、激しい腹痛は1日で収まるようになったことです。
ナプキンを替える手間も少なくなりました。

生理前の肌荒れの改善

4つ目のメリットは、生理前の肌荒れがなくなったこと。

生理前は吹き出物が2、3個突然現れて来ることが多かったのですが、
それだけでメイクはしたくなり、テンション下がってました。

それが無くなって、常に綺麗な肌でいられることは結構嬉しかったです。

低用量ピル服用のデメリット

逆に1年間服用してみてのデメリットは、

  1. 初期のむくみ、吐き気
  2. 毎日定時に飲む手間
  3. 毎月のコスト
  4. 血栓症になるリスク

こんな感じです。

初期のむくみ、吐き気

飲み始めの3ヶ月は、むくみや吐き気などの副作用が、服用者の15%には出るらしいです。

私の場合は、むくみやすくなったかな?と感じる期間が数ヶ月ありましたが、
徐々に体が慣れてきました。

ピルの種類によって、相性があるので、合わなかったら別の種類のピルを選ぶのがいいと思います。
私の場合はトリキュラーが合わず、マーベロンで落ち着きました。

毎日定時に飲む手間

ピルは毎日決まった時間に飲まなければなりません。

習慣化していれば基本的に飲み忘れは防げますが、
突発的なイベント(出張や旅行など)があると、飲み忘れることも時々あります。

1日の飲み忘れなら、翌日の定時に2錠飲めば大丈夫です。
2日以上になると、避妊効果は確実ではなくなるのでご注意を。

毎月のコスト

ピルは毎月1シート飲みますが、費用は婦人科だと1セット2~3,000円くらいです。

個人輸入サイトから1,000円程度で購入できますが、
安全性の面では完全に個人の責任になります。
偽物が流通していることもあるみたいなので、あまりオススメはできません。

毎月のコストとして考えると、そこまで安い価格ではないので、
メリットとデメリットを考えた上で服用するかを決めるのがいいかと思います。

血栓症になるリスク

血栓症とは、血管の中に、血液の塊ができてしまい、血管の流れが遮断され、心筋梗塞や脳梗塞に繋がることがある症状です。

ですが、これは喫煙している方に出やすい症状で、非喫煙者に起こる可能性は極めて低いとのことです。

私は非喫煙者なので、現在血栓症にはならず、健康に過ごせています。

結論、ピルを服用する?しない?

以上、1年間服用してみてのメリットとデメリットをまとめてみました。

個人的には、ピル服用のデメリットよりも、メリットの方が大きかったと感じてます
なので、ピル服用して良かったです。

私のように、仕事をしていて、生理日をコントロールしたい、
PMSの症状が辛い、生理前の肌荒れを改善したい、
生理痛を軽減したいなど、生理で苦しんでいる人には
ピルのメリットが大きいと思うので、服用してみたら楽になるかと思っています。

逆に、生理周期が安定していて、PMSも軽い方、また喫煙している方は、服用しない方がいいかもしれません。

以上、低用量ピル服用1年の私のリアルな感想でした。